レンガ色の鞘型模様の倫子地に、肩から左袖にかけてはクリーム色地、前身頃から右袖にかけてはレンガ色、裾は焦げ茶色の格子に流水模様をあしらっています。全体に、湖粉染のしだれ桜の模様をちりばめ、１２羽もの彩り豊かな金箔のあげ蝶模様紀州名産の手毬模様が１２個あしらわれています。前身頃の金色あげは蝶は、羽だけでなく、触角までも細かく金糸で刺繍がされています。若い方に、モダンに着こなして頂きたい振袖です。縦柄に流れる模様、裾は濃い焦げ茶色模様なので引き締まって見えます。